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太平洋の活火山

活火山とは概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山です。

太平洋には多くの火山島、海底火山が存在しています。
火山活動の歴史と人とのかかわりについて考察します。

火山は地下からマグマが地表・海底に吹き出すことによりできます。
火山は地球上のどこにでもできるわけではなく、火山ができる場所は大きく分けて3種類です。

プレート発散型境界(リフトバレー、海嶺)
地球上で最も火山活動が活発なのは熱いマントルが上昇してきて地殻が新たに生成される場所、すなわち発散型境界であり、リフトバレーと呼ばれる。
その多くは海底にあり、海嶺とよばれる。海嶺では地下から新しい玄武岩質マグマが次々に供給されて海底で固まり、海洋地殻となって海嶺の両側に移動していく。

プレート収束型境界(海溝)
海溝に平行に分布するこの火山列であり、日本やカムチャツカ半島をはじめとする太平洋周辺や地中海の火山はこのタイプである。北マリアナ列島Saipan西側にはマリアナ海溝があり、プレート収束型境界である。


ホットスポット
地表の特定箇所に継続的に大量のマグマが供給される場所があり、これをホットスポットという。ホットスポットの位置はプレートの動きとは無関係に一定しており、プレートよりも下のマントルに発生源があると考えられている。 ハワイ火山列島がこのタイプで、固定したホットスポットで噴火が起こり火山島ができる一方で太平洋プレートが北西に動くため、古い火山島が北西にずれていくとともに南東側に新しい火山島ができ、結果として北西ほど古く南東ほど新しい火山列島となっている。


火山島は火山活動のある島であり、海底火山は、海底に存在する火山です。
その両者にはほとんど違いはありません。
ただし、海底火山は海の中にあるために、噴火の形態地上の火山とは異なる。
海中では水の中は水圧がかかり、水深が10mで陸上の2倍の圧力がかかることになり、数千mの深海底にある海底火山は陸上の数百倍の圧力(数百気圧)がかかることになる。

陸上の火山のようにマグマに含まれている水分が水蒸気となって膨張し、ときには爆発的な噴火を起こします。しかし、深海底では高い水圧のため、マグマ中の水分が水蒸気になれないために爆発的な噴火は起きない。
ただし、水深数十mの浅い所にある場合は、水蒸気となって膨張します。それとともに、1000℃以上の温度を持つマグマが海水に触れ、周辺の海水も一気に水蒸気となって膨張し、猛烈な爆発を起こすこともあります。このことをマグマ水蒸気爆発と呼びます。


太平洋の火山名

マリアナ諸島
ファラリョン・デ・パハロス島(パハロス島、ウラカス島)
アスンシオン島(アッソングソン島)
アグリハン島(アグリガン島)
パガン島
ググアン島
アナタハン島
 
ハワイ
キラウエア、マウナロア 、マウナケアは、火山島ハワイ島を形成する火山。粘度の相当低い玄武岩質。ハワイ島自身が大洋底からそそり立つ海底火山であり世界最大の火山でもある。ホットスポットを参照。

ハレアカラ(3055m、マウイ島)
マウナ・ケア山(4205m、ハワイ島) - 山頂付近に世界11ヶ国の研究機関が合計13基の天文台(マウナケア天文台群)を設置。
マウナ・ロア山(4170m、ハワイ島)
キラウエア火山(1247m、ハワイ島)
ロイヒ海山 - 海底火山。ハワイ島の南東35km
 

南太平洋

世界で一番活発なプルーム上昇地点(南太平洋スーパープルーム)であり、今後数十万年での巨大噴火が予想される。
オロペナ山( 2241m、タヒチ島)
ヤスール山(バヌアツ共和国タンナ島)「世界一危険なところにあるポスト」
クワエ海底火山(Kuwae : バヌアツ共和国エピ島(英語)の東) - 1452年頃の世界的寒冷化の原因と言う。最近トファ火山原因説もあり。
トファ火山。(Tofua : 515m、トンガ共和国ハアパイ諸島トファ島)
カオ島。(1190m、山としての名前はない、南緯19度40分、西経175度1分。トンガ共和国ハアパイ諸島)

これ以外にも未発見の海底火山があると思われる。